『ホテル・旅館の安全・安心読本2020』のご案内

2020/06/16

連日新型コロナウィルスの話題でもちきりです。突然にやってきた途方もなく巨大な災いが社会を混乱に陥れてしまいました。感染防止のための人の移動制限は世界経済の停滞を招き生産活動は大きく減退し、各国政府の対応策の発表のたびに株価も乱高下しています。未だ見えないものへの恐怖は相乗的に拡大して混乱を最大化しています。

こうした情勢のなかではありますが、当協会は国際観光振興に技術で貢献する公益社団法人として、国際競争力の高い持続可能な観光施設及び観光交流空間の整備促進、改善に関する相談、提言を定款に掲げ、加えて公益目的事業として「一般及び訪日外客のために施設の利便性や安心安全のための調査研究の成果や地域観光交流空間の作り方や環境技術、課題となる情報等を社会全般に提供する事業」を具体的な目的として掲げて活動して参りました。観光関係団体の中で唯一ハードの調査・研究を進めている当協会は、技術委員会・分科会においてこれまでも2006年には「日本旅館のエコ20指標」を、また2008年に「泊って安心?ホテル・旅館の安全性」を研究の成果として発表し世の中への啓蒙を行ってきました。

今回あらたに会員企業各位にご購入をお願いする冊子『ホテル・旅館の安全・安心読本2020』はここ数年取り組んできたCSV活動の一環で会員が保有する知見を観光施設メディアラボと称してオータパブリケーションズ社の週刊ホテルレストラン誌の誌面をお借りして2016年より掲載してきたものを新たに内容の見直しを行い編纂したものであります。量より質の時代といわれてから久しく、ホテル・旅館のハードも質感の向上やデザイン面の進歩は目覚しいものがありますが、単にデザインだけでなく天災・事故・犯罪など社会を取り巻くリスクに対する対処策を広く啓蒙することは意義深いことであります。
この読本には、様々な対応策やヒントが盛り込まれており、必ずや皆様にお役に立つ事と存じます。

ホテル旅館の安全安心読本.jpg (30 KB)

ホテル・旅館の安全・安心読本テル・旅館の安全・安心読本 

1部1,500円(税別・送料別)です。
  

 

一覧に戻る