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経営主体：筑波山江戸屋

所在地：茨城県つくば市筑波７２８

設計： 株式会社倉橋英太郎建築設計事務所

施工：島田建設株式会社

工期：2016年2月～2016年4月

延床面積：改修面積＝約250㎡

構造・階数：RC造　地上5階／地下2階

総客室数：40室

施設内容：旅館

施設の特色・設計の意図：
江戸時代初期から約400年続く歴史有る老舗旅館。筑波山の中腹、筑波山神社に隣接し樹齢400年のけやきの大樹に守られるように建物が建っている。今回改修を行ったのは関東平野が一望できる最上階の客室５部屋。各部屋にあった客間と広縁を仕切る障子をすべて撤去して、このすばらしい眺望を取り込んだ。内装は歴史有る老舗旅館らしく和風モダンとし、各部屋ごとに日本古来の伝統色をイメージカラーとして設定、その色を仕上げ・什器類にワンポイント配色している。段差を解消し建具の間口を広げ車椅子利用のお客様も快適に宿泊できるよう配慮した浴室付客室、隣り合う２部屋をコネクティングドアで接続して大きな一部屋として利用が可能な部屋等、多様化するニーズに対応できる客室構成とした。
㈱倉橋英太郎建築設計事務所