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ゆと森倶楽部

http://www.yutomori.com/

施設名:ゆと森倶楽部

経営主体:㈱一の坊リゾート

所在地:宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉字上の原128

設計:㈱石井建築事務所

施工:㈱阿部和工務店

工期:2009年2月1日~4月17日

建築面積:7570.61㎡

延床面積:10809.79㎡

構造・階数:RC(既存) と木造(新築棟)

総客室数:51室

施設内容:① 『本館』 ・けやき食堂(メインレストラン)  焚き火ガーデン(中庭)  暖炉ラウンジ(ロビーラウンジ)  ・ゆと森リフレ(エステ) ・ダーツボックス(ダーツコーナー) ・その他既存施設・・・大浴場、案会場、研修施設、テニスコート、グラウンド
② 『別棟(Yogaの森)』  ・川の湯(露天温泉)  遊学ハウス

施設の特色・設計の意図
宮城蔵王山麓の深い森の中、13万平方mに広がるゆと森倶楽部は、蔵王の雄大な自然と温泉に滞在しながら、ヨガやものづくり、自然散策など、さまざまなセミナーを体験する、「森の遊学」をコンセプトとした、「温泉と自然の体験アトリエ付きホテル」です。
企画初期段階から、施主と設計事務所が一緒になって、次のような大きな方向性を作っていきました。
1つ目は、今までのおこもり型旅館とは異なり、お客様が積極的にパブリックに出てきて、さまざまなイベントに参加し、従業員や、講座の先生や、お客様同士が交流すること
2つ目は、地元( 各種工房や、蔵王野菜の農家など)と連携した着地型商品をつくっていくことです。
当然ながら、建築その他しつらいについても、これらの方向性をふまえたものになっています。
例えば、ロビーの暖炉は大きなテーブルを兼ねていて、たくさんの人が集い、しゃべりやすい雰囲気になっており、夜にはロビーが地元アーティストのコンサート会場になります。
また、遊学ハウスという、他には無い施設では、各種講座やイベントが催され、渓流のマイナスイオンを浴びながら朝ヨガを体験できるデッキや、近くには露天風呂もあります。
そして、新客室の一部には、プライベート感のあるシェアルームという一歩踏み込んだ提案もしています。
「森の遊学」というコンセプトをふまえた、北欧やシェーカーのしつらいにも通ずる、北の森の素朴さと温かみのあるデザインが、ゆと森倶楽部らしい雰囲気を添えています。
石井建築事務所

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