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東日本大震災の漁業の街への復興提言 2011.4.25
東北の伝統的な漁業のまちの形を保ちながら、先進的な漁業、養殖、加工、流通の システムを備えるであろう新しい街の中に、 1 海に生きる美しいまちの景観や、 2 その土地らしい観光交流空間 の要素を街づくりの中に組み込むべきと考える。 漁業だけの街では、いずれ高齢化、後継者不足の危機にさらされる、まちは、人々が 集まり、いつも賑わいがなければ、若さを保ち、生きつづけられない。 皆が行きたい街、そこに住みたい街とは、美しく、温かく、賑わいのある街である。 美しい街は、住む人の誇りを育み、賑わいは人々に富をもたらす。 美しいまちの景観とは、 その土地の自然や地形のなかで、人々が生きてきた長い年月がつくり上げた歴史や 文化による「形」を生かして、防災構造もその自然に融合するような美しい景観に創りあげることをいう。 3・11の津波で松島海岸は、沖合いの264の島や岬で、津波をいなし、 小被害に済んだという。現代の構造シュミレーションで解明して、その技術を普及すべきである。
 漁業のまちの観光交流空間とは、 海風や陽光を楽しむ人々が賑わいくつろぎ、その土地の匂いのある「場」でありたい。 漁師の声が聞こえ、その日の魚も農家の野菜も売られ、そこで料理をだし、 もてなし、語りあい喜び、生きがいを感じる「場」であり、そして街には駅があり、泊る施設があり、 一日3千人も人々が訪れ、職人の工房もイベントも、古くからの神社や寺があって、文化も芸能も 成り立つような空間をいう。

美しいまちの景観
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