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経営主体：神农架柏杉旅游投资开发有限公司及びIHG（ホテル運営）

所在地：中国湖北省神农架红坪镇

設計：(株)観光企画設計社 / KKS 

工期：2016年～2022年

建築面積：7.722㎡　

延床面積：38,364㎡　

構造・階数：客室数：ホテル本館254室、ホテルビラ棟：11室、住宅棟：12棟

施設内容：ホテル、ビラ、住宅

施設の特色・設計の意図：
中国湖北省神農架国立自然保護区（標高1700m）に位置するフォレスト・リゾート。”神農神話”や”野人”伝説で有名な”中国の屋根”とも称される山々、近隣にある数々の風景区（神農架風景区、天燕景区等）と神農架空港（標高2580m）とを結ぶ観光の要所に位置し、原生林の山々やせせらぎの小川等、手つかずの自然や当地の文化が存分に楽しめる環境にある。
現地の神秘的な自然や文化伝承等から着想を得た壮大なコンセプト～”未だ野人の住む山々、生い茂る原生林の中に突如現れた、伝説の隠れ山里と古代王宮・宮殿”～というテーマでホテルのデザインを行い、ホテル建物と地形と組み合わせた独自のエコロジカルなスタイル、古代王宮を新解釈したナチュラルでスタイリッシュである格式のあるマウンテン・ビレッジリゾートを提案している。
敷地の谷形状や高低差を利用し、主要建物（客室棟やレストラン・ヘルスクラブ等）その殆どのボリュームを地上部分から見えないように配置、ホテルのロビーは標高1713.6ｍの地点に設けられ、そこから各ホテル機能や客室棟が配された静寂な谷間を見下ろす形をとる。谷間に新たに整備されたリゾートガーデンやアトラクションとそれぞれ分節された建物と屋根の連なり、伝説の隠れ山里～大地に埋もれた古代王宮テーマのもとにセレクションされた外装材～人工木材、重厚感のある御影石等　これら建物配置とデザインにより、この地の文化に根ざした新テーマの新しいフォレスト・リゾートを創出している。
株式会社観光企画設計社