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知床グランドホテル北こぶし

経営主体:知床グランドホテル北こぶし

所在地:北海道斜里郡斜里町ウトロ東172番地

設計:㈱石井建築事務所 東京

施工:㈱河面組

工期:2014年5月~2014年8月

建築面積:4,964.15㎡(全体) 2,053㎡(改装範囲)


延床面積:23,007.70㎡(全体) 2,188㎡(改装範囲)


構造・階数:鉄骨造・一部RC造 地上8階、地下1階


総客室数:181


施設内容:旅館

施設の特色・設計の意図:
世界遺産知床にふさわしい、和のリゾート旅館を目指し、5期に渡るリニューアルの一つの大きな区切りとしてロビーの改装を行った。改装前まではホテルの眼前に広がるオホーツク海が、ロビーからは見えなかったが、改装で大開口サッシを設置したテラスからは、夏には港の賑わいを、冬には流氷を眺めることができる。滞在客が、客室から何度も出てきて楽しめるロビーをめざし、バー、ネイチャーデスク、足湯テラス、暖炉、ショップ、たばこラウンジ、キッズコーナー、ペットブースなどを設置し、見た目にお洒落で、使って楽しい、充実したしつらえとした。世界遺産登録10周年を控え、世界から訪れる客に誇れる、日本らしい和のリゾートとなることを願っている。
㈱石井建築事務所 東京

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