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経営主体：ハウテンボス株式会社

所在地：長崎県佐世保市ハウステンボス町6-5

設計：KAJIMA DESIGN　（ＣＬＴ設計協力　住友林業）

施工：鹿島建設　（ＣＬＴ施工協力　住友林業）

工期：2015年8月～2016年2月

建築面積：1329.42㎡（ウエストアームのみ）

延床面積：2049.71㎡（ウエストアームのみ）

構造・階数：地上2階、木造（ＣＬＴ構造）

総客室数：144室（ウエストアーム72室）

施設内容 ：ホテル

施設の特色・設計の意図：
「変なホテル」はハウステンボスに隣接する未来志向の宿泊特化型ホテルである。その名称には「変わり続けることを約束する」ホテルという意味が込められている。ハウステンボスの新事業のひとつとして位置づけられ、世界展開も視野に入れた事業企画である。先進の技術を投入し、「これまでにない生産性の高い、しかも快適なホテル」を目指すとのミッションが提示された。この企画に対して東大の川添研究室と鹿島建設が競う形で参画し、双方の提案が実験的に採用された。鹿島建設担当のウエスト・アームは先進の木造技術として注目されるCLTを採用し、断熱性、施工性、環境性能などのメリットを活かしたサスティナブルな木造建築として提案された。公共建築物等に木材利用の促進は進められているが、宿泊関連施設にこそ日本の木材がもっと活用されるべきとかねがね考えていた。今回は敷地条件、ホテル運営の与件などが揃い施主の理解を得て日本で初めてのCLT構造のホテルが実現した。
鹿島建設㈱