Hilton Fuzhou 福州三迪希尔顿酒店 新築
http://www3.hilton.com/en/hotels/china/hilton-fuzhou-FOCHIHI/index.html経営主体:三迪地产集团
所在地:福州市台江区江滨大道振武路55和57号
設計(設計者名):株式会社観光企画設計社
施工(施工者名):福建九龙建设集团有限公司(躯体) 武汉凌云建筑装饰工程有限公司(カーテンウオール)
工期:2012年~2017年12月
建築面積 6200㎡
延床面積 182,000㎡
構造・階数:SRC造、一部S造, 地上56階地下3階、最高高さ250m
総客室数 :325室
施設内容 :All Day Dining, 中華レストラン、スパ、室内プール、大宴会場、中宴会場
施設の特色・設計の意図
福州市は中福州市は中国の歴史的文化的に重要な場所であり、紀元前200年に始まり約2200余年の歴史がある都市であり、日本に仏教を伝えた空海は遣唐使の留学僧として福州から入国し長安(後の西安)を目指した。また福州は”海のシルクロード”の起点として世界との交易に栄えた都市。地理的風水的にも北の武夷山脈より東南海に流れ出る清流がまさに青龍のごとく躍動するパワフルな場所である。こうしたコンテクストから建築外観デザインは”風水の流れ”と”絹船(シルク船)の帆”をイメージし全方位に角を無くし風を纏ったシルクの造形を試みた。昼夜の河水とカーテンウォールの映り込みや夜間のイルミネーション等、水の都のランドマークタワーにふさわしい複合建築である。素晴らしい景観・眺望、そして住/職/宿/集/商/食機能を完備した新時代のラグジュアリーコンプレックスである。
国の歴史的文化的に重要な場所であり、紀元前200年に始まり約2200余年の歴史がある都市。日本に仏教を伝えた空海は遣唐使の留学僧として船で福州から入国、長安(後の西安)を目指した。又、中国の文化は福州の港を通じ世界に広まった。これらの事から福州はシルクロードの海のゲートと言える。
当プロジェクトのタワーをデザインする上で、絹(シルク)を纏った美しさを表現したいと考えた。夜はライトアップにより、オーロラの様な光を放ち、現代の水の都のランドマークとなる事を設計の主旨とした。
この為、この建物には角を極力無くしたデザインとし、絹の布地の如く、柔らかく風になびく様に変化のあるデザインを目指した。
㈱観光企画設計社