エクシブ湯河原離宮 新築
https://www.resorttrust.co.jp/経営主体:リゾートトラスト株式会社
所在地:神奈川県足柄下郡湯河原町宮上字丸山631-1他20筆
設計:株式会社観光企画設計社/株式会社安井建築設計事務所/株式会社日建スペースデザイン
施工:鹿島建設株式会社
工期:2014年10月~2017年3月
建築面積:11,430.11㎡
延床面積:44,120.27㎡
構造・階数:鉄筋コンクリート造、地下3階、地上4階
総客室数:187室
施設内容:ロビー、ラウンジ、レストラン(和洋中)、宴会場、式場、エステ、スパ、露天風呂
施設の特色・設計の意図
古くからの湯治場として、また梅林の名所でもある湯河原の地に誕生した当ホテルは、敷地に添って流れる水流(藤木川)と四季折々に表情をかえる山々の多様な景観を感じられるよう、客室棟とパブリック棟をロケーションに合わせ分散配置した計画としている。本施設のデザインコンセプトとして引用した「琳派」は、古くは室町時代末期からの芸術活動として始まる装飾美であり、現在の国宝である尾形光琳作「紅白梅図屏風」に描かれた白梅紅梅、流水画は、まさにこの地の原風景であり、本コンセプトに自然と導かれていった。パブリックエリア、客室インテリア、外装デザインに至るまで、「琳派」装飾の特徴である華麗な色彩(金、銀、白、黒がテーマカラー)、大胆かつ繊細な構図を現代デザインとして斬新に表現することで「琳派モダン」を演出した。
株式会社観光企画設計社