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経営主体:㈱きたがわジャルダン

所在地:高知県安芸郡北川村小島121

設計:㈱倉橋建築計画事務所

施工:㈱田邊建設

工期:2017年５月～2018年５月

建築面積:958.23㎡

延床面積:1,475.74㎡

構造・階数:木造（CLTパネル工法）　一部RC造、地上２階　地下１階

総客室数:14室

施設内容:ホテル＋日帰り温泉

施設の特色・設計の意図
高知県東部の山間部に位置する、ゆずを名産とする北川村の温泉宿泊施設の建替えです。
施設の主な機能は自然豊かな清流 奈半利川に向けて配し、浴室棟は里山に向けることで、四季折々の美しい風景を望むことができます。
通常はRC造や鉄骨造とすることが多い用途と規模ですが、地域の豊富な森林資源を活かしCLTによる木造としました。CLT現しを適切なコストで実現するため、一部をRC造耐火建築物とすることで別棟に分け、準耐火が不要な規模に抑えています。ウォールガーダー（壁梁）による長スパン構造を採用することで、壁が２階に多く１階に少ない構成を、告示された工法で適正コストにて実現しています。CLTはじめ、随所に村産材を活用しており、地場産品の販路拡大や北川村のPRの場、また地元住民の活動拠点施設となることを目指しました。
㈱倉橋建築計画事務所