名古屋東急ホテル 改修
http://www.tokyuhotels.co.jp/nagoya-h/経営主体:㈱東急ホテルズ
所在地:愛知県名古屋市中区栄4-6-8
設計:㈱イリア
施工:1Fエントランスホール及フロントエリア、アトリウムラウンジ、オールデイダイニング:㈱丹青社
客室エリア:㈱J.フロント建装
工期:2018年8月1日~9月30日
建築面積:6,703㎡
延床面積:1F:1,370㎡、14~16Fエクゼクティブ客室フロア:4,015㎡/総延床面積:57,086㎡
構造・階数:地上16階、地下2階
総客室数:564室
施設内容:各種レストラン、市内最大級の宴会場、室内温水プール、ジムを完備
施設の特色・設計の意図
1987年の開業より30年。名古屋の中心地である栄で実績を紡いだホテル。基幹設備の大規模更新と併せて、オールデイダイングを含む1階エントランス~アトリウムラウンジのパブリックエリアとエグゼクティブフロア客室の改修を行った。竣工時のコンセプトである”ヨーロピアンエレガンス”の思想を大事に、現代ならではの手法と造形の解釈を加味したデザインとした。また建築そのものが本来もっている特徴を最大限に生かすことを目的とし、象徴的な神殿と滝が特徴のアトリウムラウンジでは、季節や時間帯によって変化する自然な光環境デザインと中庭らしいグリーンデザインを強化。オールデイダイニングモンマルトルでは、オープンキッチンスタイルのビュッフェカウンターを主役に、店名のイメージに即したスタイルはもちろん、地域に根差した活気あるビストロの雰囲気を大切にデザインを具現化した。最後にエグゼクティブフロア客室のデザインは、ブリリアントクラシックをテーマに、フレンチレッドのアクセントカラーを効かせたシックな雰囲気とし、より加速する国際化において陳腐化しない普遍性を目指した。
㈱イリア