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ホテル京阪天満橋駅前 新築

https://www.hotelkeihan.co.jp/tenmabashi-e/

経営主体:株式会社ホテル京阪

所在地:大阪市中央区天満橋京町2丁目

設計:株式会社安井建築設計事務所

施工:株式会社鴻池組

工期:2019年5月~2021年2月

建築面積:835.95㎡

延床面積:10,526.08㎡

構造・階数:S造一部SRC造

総客室数:304室

施設の特色・設計の意図:

「現代の旅籠」
京阪電鉄天満橋駅前の土佐堀通りに面して建つビジネスホテルである。計画地は熊野への参詣道の起点として賑わい、江戸時代には8軒の船宿が軒を連ねていたことに由来し八軒家浜と呼ばれた場所である。
水運で京都と大阪を結ぶ港であったかつての八軒家浜。京阪電鉄はその人や物資を運ぶ役割を現代に引き継いでいること、京阪ホールディングスの本社がここ天満橋にあることから、歴史と文化に調和し、京阪ブランドを体現するホテル計画とした。
外観は押出成形セメント板を数種組み合わせながら、現代の旅籠をイメージする窓割、色彩計画を行った。北側の土佐堀通り側の2階は屋上緑化を行い、通り景観に潤いをもたらしている。敷地内に高低差があり、石垣をはじめとする既存擁壁や既存建物の地下構造物を避けながら建物基礎を計画した。高さを60m未満に抑え、客室数を最大限確保するために、全フロア100㎡区画により特別避難階段の設置を免除する計画とした。
株式会社安井建築設計事務所

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