知床グランドホテル北こぶし オホーツク倶楽部(改装)
http://www.shiretoko.co.jp/施設名:知床グランドホテル北こぶし オホーツク倶楽部
経営主体:知床グランドホテル
所在地:北海道斜里郡斜里町ウトロ東172番地
設計:㈱石井建築事務所
施工:㈱河面組
工期:平成23年 3月 7日 ~ 平成23年 4月 22日
建築面積:全体面積...4,964.15㎡ 改修改築部分面積...1,074.97㎡
延床面積:全体面積...23,007.70㎡ 改修改築部分面積...1,074.97㎡
構造・階数:S造、一部RC造 地上9階地下1階
総客室数:179
施設内容:客室
施設の特色・設計の意図:
設計コンセプトは、「知床の大自然を感じるためのゲストルーム~オホーツク倶楽部~」である。冬になると、当旅館の眼前の海は、一面の流氷景色となる。前回工事は流氷を満喫できるテラスダイニングであったが、その流れを引き継ぎ、雄大なオホーツク海を遮るものなく眺められる客室とした。改装客室は、最上階2層とし、ハイグレードなオホーツク倶楽部フロアとした。造作材には、創業者が50年前に植林した立派なトドマツを大きくあしらい、モダンながらも知床らしい雄大さと野趣の溢れるゲストルームとなっている。リビングには、リラックスできる大きめの家具が配され、暖炉の火が灯る。オープン後には前回工事のビュッフェダイニングとの相乗効果で、目標の一つであった、道内の地元客の取り込みにも貢献することとなった。
石井建築事務所 東京