ホテル日航金沢(改修) (石川県)
http://www.hnkanazawa.co.jp経営主体:㈱ モス
所在地:〒920-0853 石川県金沢市本町2-15-1
総合プロデュース:㈱ ネクスト・エム
設計: ㈱ 松田平田設計(客室)、 ㈱240デザインスタジオ(大宴会場)
施工:㈱竹中工務店、 ㈱オリバー、シンコール㈱、㈱リソース・インターナショナル,ヤマギワ(㈱
工期:2008年1月.~3月(客室) 2008年8月(大宴会場)
建築面積:全体面積:5356.84㎡ 改修面積:2463.6㎡
延床面積:述床面積:61970.77㎡ 改修面積:2463.6㎡(客室) 1100㎡(大宴会場)
構造・階数:地上30階 地下2階
総客室数:全体客室数:260室 改修客室数:57室
施設内容:客室、料飲施設7店、宴会場7ヶ所、結婚式場3ヶ所
施設の特色・設計の意図
オープンから15年目を迎えたホテル日航金沢のリノベーションで、客室は伝統と文化、国際性と先進性が調和する金沢の持つ魅力をあらためて「金澤スタイリッシュ」というコンセプトで見直した。 加賀五彩を強く意識したカラーリング、カーペットデザインは茶屋町の格子を想像させ、金沢を代表する伝統工芸である漆塗りの艶やかさを表現しながら、デザインやディティールはあくまでもモダンにまとめた。大宴会場 「鶴の間」は加賀の伝統工芸とモダンデザインを融合させた「KANAZAWA"和"MODERN」をコンセプトに、金沢の風土を表現した。カーペットは、加賀友禅にみられる加賀五彩(藍、臙脂、黄土、草、古代紫)を基本色とし、壁は網代模様や波模様に折り込んだファブリック、雲、波模様のレリーフ、加賀友禅の伝統的な柄や四季折々の風景を描いた線描きの原画を箔に施した趣ある装飾等、新しいものと古き良きものを融合させ、風格や趣とともに遊び心を大切にしたデザインを心がけた。
㈱ネクスト・エム