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ホテルサンルート新橋 (東京都)

http://www.sunroute.jp/WelcomeSV

経営主体:(株)サンルートホテルズ

所在地:東京都港区新橋4-10-2

設計:KAJIMA DESIGN 、イリア(内装設計)

施工:鹿島建設(株)

工期:2006.04~2008.03

建築面積:526.91㎡

延床面積:5,561.01㎡

構造・階数:S造(柱:CFT造)・地下1階 地上16階

総客室数:220室

施設内容:客室主体型ホテル、飲食店、喫茶店、コンビニエンスストア

施設の特色・設計の意図
敷地は新橋の繁華街の真中、細長形状で一部凸型に変形しており、容積率は700%。ここに高効率・高機能の宿泊主体型ホテルを、環二の開通と共に新たな街並みに変貌する地区に相応しい建築デザインとして、いかに実現させるかが課題であった。
地下1階、地上16階、塔屋1階、客室数220室。そのままプログラムを読み解けば、敷地形状からどうしても細長比の大きな平板状となり、鋭角的な垂直建築の圧迫感が心配されたが、天空率利用による高さ制限対応策が功を奏して、東面がゆるやかに湾曲する柔らかいデザインとなった。ペントハウス階に設えた壁面緑化も含めて、街に対し都市的ホスピタリティを表出することに成功したと考えている。平面計画では、階段を屋外化することで有効比を高め、長手方向に湾曲させて生まれた東面ゾーンにも客室を横置き配置し、高効率プランを実現した。客室では、都市景観を切り取る縦長窓、開口部付のユニットバス、外気を客室に取り入れる自然換気、外調機による省エネルギーなど 、限られた空間にコンパクトに機能がぎゅっと詰まった快適空間を目指した。南北の屋外階段の外側は、押出成形板を縦に用いたルーバーで覆っているが、垂直性をシャープに強調することで、繁華な街並みに変化を与えているとともに、高効率・高機能コンパクトホテルを外観上でも象徴する結果となった。
                           KAJIMA DESIGN

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